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【コロナ禍での結婚式】家族のみで行った京都での神前式(神社挙式)の感想(メリット・デメリット)

皆さん、こんにちは。
この記事を見てる方は、コロナ禍で家族だけで行う結婚式を検討されている方かもしれませんね。ただでさえこのような状況なので不安もいっぱいだと思います。私もとても不安でしたが、2021年10月に京都の上賀茂神社にて家族だけの神前式を無事に執り行ってきました。その経験を元に、コロナ禍での神前式を行った感想をメリット・デメリットと共にご紹介しようと思います。

私たちは主流の教会スタイルではなく、神前式を選びました。当初、神前式について知識がなかったので色々と調べてみたんですが、大手結婚情報サイトでもホテルやゲストハウス、専門式場での教会スタイルのことばかりで、神前式の情報は少ないんです。まだまだ不透明なことも多い世界なので、この記事で少しでもクリアになっていただけたら幸いです。

目次

コロナ禍で神前式を行った感想

まず、最初に感想を言っちゃいます。ズバリ、、、「神前式を選んで本当によかった」です。正直、神前式にするか普通の教会スタイルにするかは、どこに価値を感じるかによると思っています。私たちは神前式のスタイルがとてもシンプルで合っていました。決して派手ではないんですが、厳かで特別な体験ができたと思っています。また、コロナ禍で感染対策しなければいけない状況も神前式には合っているように感じました。その辺り、神前式のメリット・デメリットとして以下にまとめてみました。

【コロナ禍での結婚式】神前式のメリット

神前式でのメリットについて、大きく5つのポイントを挙げてみました。

1. オープンエアーなのでコロナ禍でも安心

コロナ禍で結婚式を行う中で、一番大事なポイントかもしれませんね。緊急事態宣言が解除され、感染者も減っていましたが、まだ油断は許されない状況。そんな中、神前式はとても安心感がありました。もちろんアルコール除菌などの対策も行っていただきましたが、それ以上に、神前式は基本的に神社というオープンエアーの環境で執り行われます。参進の儀でも外を歩きますし、挙式を行う場所も換気はバッチリです。参列者にはマスクをしていただきましたが、我々は終始マスクなしで行うことができました。

2. 予算が安い(=シンプルで明朗会計)

ホテルやゲストハウスでの挙式に比べ、はるかに安いです。これは間違いない事実です。最初の頃に、ブライダルフェアに行ってみましたが、最初の見積もりで400万を提示され、びっくりしました。(大勢呼ぶなら分かるんですが、親族だけで400万円はちょっと・・・)。しかも、詳細な内容が分かりにくい。よく聞く話ですが、契約してから打ち合わせを重ねる毎に金額が上がっていくみたいな事もあるみたいですね(全部が全部そうじゃないと思いますが)。

その点、神前式の見積り書はとてもシンプル。初穂料という聞き馴染みのない項目はありますが、その辺りは別途【費用/準備編】でお伝えしますね。

3. 非日常を味わえる(=他と違う特別感)

「これまで多くの式に参加して、ちょっとマンネリ化してたんだよね。今回初めて神前式に参加したけど、神秘的でめちゃくちゃ良かったよ!」と、参列してくれた友人に言われました。(実は今回、家族だけではなく、友人4名も急遽参加してくれることになりました。席が空いてたら追加費用も不要。この辺りも好感持てます)昔はキラキラした教会式に憧れましたが、30代も半ばの年齢になってくると、神前式という伝統的なスタイルに魅力を感じるようになりますね。

4. 一般参拝者にチヤホヤされる

この日はスターになれます。神社なので、土日は一般の参列者も普通にいらっしゃいました。恥ずかしいという気持ちは捨て、今日は主役だ!と思い込めば楽しめます。拍手して「おめでとうございます!」って言ってくれるので、みんなから祝福されて素直に嬉しかったです。

5. クラシックで格好いい

伝統的に日本で執り行われてきた神前式は、その所作や言葉の全てに意味があり、そこには嘘偽りのない「本物」がありました。今回、私達が式をした上賀茂神社は、京都でも一番古い神社とされていて、かなり厳格な雰囲気でした。また、本殿という一般の方が入れない特別な領域だったこともあり、本当に神の存在を感じるような厳かな空気でしたね。価値観は人それぞれですが、日本人として神前式という選択はもはや一択なのでは!?と思えるような体験ができたと思います。

6. 思い出の場所(式場)が一生残り続ける

当たり前の話ですが、神前式の式場は神社です。長い歴史の中で存在し続けてきたので、よほどのことがない限り神社は潰れません。式の最後に神主の方から「これからも大事な思い出の場所として、いつでもお祈りに来てください」と言われました。思い出の場所が無くならないという安心感が、人前式にはあります。

【コロナ禍での結婚式】神前式のデメリット

今、メリットを読んでいただきましたが、正直、私自身は神前式を選んで本当に良かったと思っています。それは、自分達が求めていた価値観に合っていたから。逆に、今挙げた5つに価値を感じない人は、神前式というスタイルが合ってないのかもしれません(つまり教会スタイルを求めているのかと。)

上記のメリットを言い換える形にしています。自分がデメリットと感じるか、確かめながらお読みください。

1. 天候にかなり左右される

おそらく、神前式の一番のデメリットというか、懸念点はこれですね。私が式をしたのが10月末でしたが、少し肌寒いぐらいで、ちょうど良い気温でした。しかし、和装で真夏と真冬の式を想像すると、、ちょっと嫌かもしれません。(特に真夏の白無垢は壮絶な感じがしますね。ま、教会でも同じですけどね。)

神前式も一番人気のシーズンは春と秋みたいで、秋は11月後半から12月上旬が紅葉シーズンで埋まりやすいみたいです。10月末だと紅葉はしていないので、結構微妙な時期かなーと思ってましたが、緑もあって清々しい風景でした。天気も雨が心配になるかと思いますが、カメラマンの方に聞いたら、「雨の神社は神秘的で人も少なく、本当に良い絵が撮れるんですよ」と仰ってました。雨の方が縁起が良いという説もありますね。要は、どう楽しむかが大事になってきそうです。

2. 派手さがない(=演出やオプションなど自分色にカスタマイズできない)

神前式では完全に決まった様式と順番で式が執り行われるので、そこにカスタマイズの余地はありません。(神社で風船上げたい人なんていないと思いますが。笑)白無垢にするか色打掛にするか、また、綿帽子を付けるか、生花を髪飾りにするかなど、服装の選択肢はありますが、それ以外は至ってシンプルです。逆に言うと、余計なことを考えなくて済む、ということですね。

3. 昔から思い描いていたウェディングドレス~~ではない

誰しも小さい頃は、いつかお嫁さんになったらキレイなウェディングドレスを着て~~という夢を描いていたはず。ご存知の通り、神前式では「白無垢」もしくは「色打掛」を着ることになります。また、牧師さんの前で近いを~~ではなく、神社の神職の方に執り行っていただき、日本の神様に誓いを立てることになります。絶対にウェディングドレスが着たい!って方は難しいですが、フォトウェディングで事前に撮るから大丈夫!と思える方は、白無垢と紋付袴という選択肢は有りだと思います。

4. 一般参列者の皆様に見られて恥ずかしい

控え室から本殿までは、参進の儀と言って親族並んで行進していきます。この途中で参拝されている一般の方に出会うのですが、ふつうにめっちゃ見られますし、声も掛けてもらいます。これを恥ずかしいと思うか、有り難いと思えるかは、あなた次第!

5. 古風過ぎる

これもメリットを言い換えると、古風過ぎる、古臭いなんて言葉になるかと思います。派手で華やかな式を望む人にとってはちょっと物足りないかもしれません。個人的にはこちらの方が贅沢だと思いましたが、それも人それぞれです。

まとめ

いかがでしたか。最後、デメリットに関してはちょっと無理やり書いた感じになりましたが、結局は「自分達のスタイル」に合っているか、ということが一番重要なポイントになるかと思います。一生に一度の結婚式。予算を踏まえ、二人の価値観をしっかり話し合うことが大事ですね。私達は今回、神前式という選択をして大満足でした。この後で食事会もして、また友人を呼んだパーティーも開きました。次回は、気になる【費用/準備】について書きたいと思います。

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