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Vol.4 超魔界村 in Hong Kong

香港

3月4日

香港最終日。

ついに香港を出発し、中国の南寧を経由し、ベトナムハノイへ向かう日が来た。

夢の重慶マンションともお別れ。

ここで、少し話は戻って2日前。

僕がホテルのオーナー(貫禄のある優しい笑顔のオバ様)にチェックアウトタイムを聞きに行った所、

「何時でもいいわよ、2時でも3時でもあなたの都合に任せるわ☆」と、とても寛大な返答を頂いていた。

重慶マンション万歳!!


香港に来て以来、やはりここが1番安らげる場所です。

出発が夕方だった為、朝から尖沙咀周辺で時間を潰すことに。

港をもう一度見たり、源記でご飯を食べたり。

昨日のマカオでの敗北から、僕は香港に別れを告ぐ決心が出来ていた為、もう思い残す事は何も無かった。

3時頃になり、重慶マンションへ戻って出発の準備をする事に。

いつものようにインド人の集団を掻い潜り、

いつものように階段を使ってホテルへ。

いつものように部屋へ戻ろうとすると、、、、

あれ?

鍵が開かない。。。

おい!どういう事や!

と、オーナーに問い合わせに行った所、今まで見てきた三蔵法師のような優しい顔とは

明らかに違う、超魔界村に出てきそうな般若顔で言い返してきた。

「この貼り紙を見なさい!!

チェックアウトは12時って書いてるでしょ。

あなたは3時に帰ってきたから、もう一泊分払いなさい!!」

えー。マジっすか…。

いやいや、その為に2日前に聞きに来たやん!

超魔界村はなかなか簡単にクリアできません。

でも、僕の旅はまだ始まったばかり。こんな初っ端から負けていてはこの先の長い旅、うまく行く訳ありません。

少しムキになっていた僕は、こう言い放った。

「いや、2日前にそれ聞いてたら12時前にチェックアウトしてるでしょ?

あの時あなたは何も言わなかったでしょ?あなたは何時でも良いと言ったでしょ?

僕は一銭も払う気はないっ!鍵代で預けていた100香港ドルを返して下さい!」

一行に引かない両者。

するとそこに、雇われ店長のようなもう1人のオーナーのオジサンがやってきた。

僕が初めてここに来た時に受付をしていたあのオジサン。(最初部屋代ボラれたけど!)

そのオジサンにも同じように説得する事に。

するとオジサンが僕らに一言。

「君の言い分は分かるけど、オーナーがあれだからねぇ。。

よしっ、もう分かったよ!!

オーナーには僕から言っておくから君たちは急いで荷物まとめて外に出るんだ!

これは預かっていた100香港ドルだ!さぁ、急いで!!」

そう言って僕を逃がしてくれた。

でもオジサン、バックパックのパッキングには時間がかかるんだぜ!

とりあえず荷物をビニール袋にまとめて、近くの九龍公園に逃げるように辿り着いた。

まさか重慶マンションを出入り禁止になるとは。。

さよなら重慶マンション。

さよなら香港。

こうして記念すべき第一国目である香港を追われるように後にした。

香港

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